入退場 仕方 弓道射法八節習得プログラム 土佐正明 練習方法

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入退場の仕方と注意点

弓道の入退場の仕方を理解していますか?弓道は単に射術をこなして的中率を上げていくだけではなく、射場への入場から退場までの全ての動作を礼儀正しく美しく、且つ丁寧に行えるように目指していかなければなりません。

入退場の仕方

 

入退場の仕方として、まず入場では先頭は入場口の中央から吸う息で下座の足から大きく踏み込みます。

 

そして、吐く息で後方の足を寄せながら上座に正対するように腰を回しながら大きく踏み込み、吸う息で後方の足を寄せて、息を吐きつつ、上座に一旦集中し吸う息で45度屈体し、息を吐きます。

 

 

その後、吸う息で体を起こし再度息を吐き、吸う息で下座の足から所定の位置に進みます。2番手以降の射手は、先頭の所定の位置に進む足に合わせ、下座の足から吸う息で大きく踏み込みます。
吐く息で後方の足を寄せながら、上座に正対するように腰を回しながら大きく踏み込み、この時、上座に一旦集中します。

 

吸う息で後方の足を寄せながら体を屈し(10度程度)、真上に伸びるように体を起こし、吸う息で下座の足から所定の位置に進みます。

 

入場の際の注意点は、歩く際に小指が緩みますから必ず小指をしめて歩くようにしましょう。退場する際は、後ろの射手は必ず前の射手の左側に弓を置きます。

 

 

以上が入退場の仕方と注意点です。競技や審査でも姿勢や態度が評価の対象になることもあるので、射術の練習とあわせて、日頃から正しい姿勢と動作を行えるようにしていことが大切です。

 

弓を執る姿勢や礼の方法、立ち方や座り方、歩き方などの基本となる姿勢や動作をしっかり身につけることが、結果、精神面での成長につながるだけではなく、体の癖やゆがみなどが矯正される効果もあることから、弓道の上達にも大きな助けになるに違いありません。

 

ちなみに文章ではわかりづら入退場の仕方も、動画なら理解しやすいです。知っている事と出来る事は違うので、この機会にっしっかり入退場の仕方や注意点を見て理解を深めましょう。

 

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